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三景園
広島空港の隣にある三景園は起伏のある土地にあり、見上げたり見下ろしたりする要素もあるのが個人的ポイントです。
園内には急坂や階段もたくさんあります。階段を登れる人用には「受付棟→デッキ→池の南岸→池の西岸または中島」が順路、車いすの人には受付棟から池の北岸に出るのが順路となります。
【三景園のゾーニング】
三景園は「海のゾーン」「山のゾーン」「里のゾーン」と3つにゾーニングされています。海のゾーンは大池や潮見亭など、山のゾーンは園北部の自然林や人工滝など、里のゾーンは里の池や竹林、梅林などとなっています。
【三景園の軸】
海のゾーンにははっきりした軸があります。東西に長い大池の東部に入口建物があり、建物を通る人の動線が池の長軸と一致しています。このため来園者は自然と池の長軸に沿って池を見ることになり、奥行きを感じるでしょう。さらに、水上回廊が軸線を強調しています。
A 受付棟までの路
三景園は山の中の起伏のある土地にあり、一般道からは少し石段を下りたところに受付棟がある。
B 水上に建つ受付棟
C 受付棟(潮見亭)正面
受付棟の手前にも少し水面があり、この後の池を予感させる。ただし池の大部分は建物が隠している。
D 受付棟内を通る
いったん薄暗い建物内を通り…
E 池とデッキ
広く明るい池とデッキへ出る。池は東西に長く、奥行きが感じられる。デッキが東西軸の印象を強めている。。
F 順路
デッキから池の南岸につながる道があり、来園者は自然と時計回りの園路に誘導される。
G 南岸の坂
西へ向かって上る真っ直ぐな路。戸田芳樹氏が「単調だが美しく幸せな園路」と評した。
H地点から中島と北西岸を見る。
中島と護岸石組、橋、笹山などが見える。池を浅い角度で見下ろし、対岸や中島を順光で見る。イベント中なので高台Iにテントが見える。
高台Iから大池を見る
前の写真のほぼ逆から見たもの。写真右上に見える道が写真Gに写っている坂でありHの撮影地点
J 滝見台への路
険しい坂道で横を渓流が流れる
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