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旧徳島城表御殿庭園
徳島城内にある旧徳島城表御殿庭園は1600年に完成。地元産の青石(緑泥片岩)を大量に立てた豪快な庭として知られています。
全体的な配置は西に御殿(現在は跡地に博物館)があり、東から北にかけて築山があり、その間が平地と池になっています。南側が枯山水で北には水のある池。
石組がすごい庭として有名だけれどそれは地形とも絡み合っていて、背の高い石を土留にした急傾斜が各所にあります。
枯山水メインビュー
書院側(西側)から見たところ。白砂の「海」、大石橋、奥に築山。築山の斜面上に石を配置している。
平地部分の南部
白砂の「海」には護岸石組のような石があるが、これが飛石の路にもなっている。
鶴島の石組
鶴島の盛り土は石に埋もれてほとんど見えないが、石を立体的に配する台の役割をしている。
急傾斜の水辺
池の東岸、北岸は土を盛り上げて急角度で立ち上がる
石組のある斜面
斜面を利用して枯滝石組を作っている
沢飛石と築山
ごっつい沢飛石と、築山に登る石段
池泉庭の渓谷
切り立った渓谷状の地形があり、渓谷上部に橋が架かっている。
旧徳島城表御殿庭園 おさらい
・築山上に石を立体的に配置している
・高さのある石を護岸にして、池のヘリが急傾斜で立ち上がる
・渓谷表現がある。しかもこの渓谷は鋭く屈曲している
関連サイト
徳島市|徳島中央公園(公式)
旧徳島城表御殿庭園‐国指定文化財等データベース
アクセス
徳島市徳島町城内
JR徳島駅より徒歩約10分
立地
海に近い低平地
徳島城内 本来は御殿に隣接
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