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けいはんな記念公園 水景園
立体的な構成や棚田状の池が面白い
京都府南部にある水景園は、スケールが大きく立体的な現代庭園。庭園は上から見下ろすことも水辺の高さから水平にみることもできます。設計は朱雀の庭と同じく空間創研。無鄰菴の庭園なども管理する植彌加藤造園が管理しています。
水景園入り口
右の建物が料金所、左の建物がビジターセンターで、2つの建物の間に地味に入り口がある。
観月橋
入口から東へ進むと木々の間に橋(観月橋)が見えてくる。水面からの高さ約10m(入口もほぼ同じ高さにある)。
橋の東を見下ろす
橋の東には高さ7mの巨石がそびえ、垂直に近い断崖となっている。
橋の西を見下ろす1
橋の西は一転して広がりの感じられる風景でスケールが大きい。
橋の西を見下ろす2
棚田状の池(水景棚)を通って上の池から下の池へ水が落ちる。水景棚は観月橋と並ぶ水景園のシンボル。
水景棚をややアップで
棚田状の池のヘリから水が落ちる。
橋を渡った後、池の高さまで下りる。
橋を渡った先は観月楼という建物で、そこから階段またはエレベーターで池の高さまで下りる。飛び石で池の西へ渡ることができる。
池の西(田んぼのあたり)を回って、橋のたもと近く、橋より2、3メートル下まで戻ってきた。ここから橋をくぐって東に出ることができる。庭園で立体交差は珍しい。
巨石群の足元へ
橋の下を通った後、階段で下へ降りる。
橋と巨石に挟まれた空間
階段を降りると、右には巨石、左には観月橋が聳え立つ
水景園 まとめ
・約10mの高低差があり、立体的に構成されている。
・長大な橋があり、通路、視点、景物、仕切りを兼ねる。
・広い空間と狭い空間、見上げると見下ろすなどで変化がついている。
・棚田状の池がおもしろい。池のヘリの石は、一部が飛石を兼ねている。
関連サイト
水景園・観月楼|けいはんな記念公園
アクセス
祝園(ほうその)駅からバスで約10分 バスは1時間に2~4本ある。(2020年9月)
立地
丘陵地内の高低差のある土地
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