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縮景園
【全般】
1つの池を中心とした庭園であり、池の南に主屋(清風舘)があり、東には展望台になった築山がある。池のほぼ中央に池を二分するように石造の大きな橋(跨虹橋)がある。
【縮景園の軸】
1. 南門から主屋玄関に向かう直線路という軸がある。跨虹橋もこの軸上にある。
2. 展望台になっている築山は池の長軸上にあり、池の奥行きが感じられる。
3. 展望台になっている築山から跨虹橋を見る軸の近くに、主屋、東屋などがまとまっている。
【その他配置と方位】
池の南がおおむね平ら、北がおおむね築山。主屋は池の南にあり、池の北にある山を順光で見ることになる。
南門付近から見た清風舘
門から入ると、広く短い直線路の向こうに主屋がある。主屋と正面から向き合う形になる。
東部の北岸
池の北側は山がち。島、あずまや、築山が写っている。右奥の築山(迎暉峰)が園内最高点で、そこから園内を見下ろすことができる。
池の北岸
池の北は山が多い
山の上の茶亭
池の北岸の丘の上に茶室が建つ。縮景園にはほかに水辺の茶室もある(山上の茶室と水辺の茶室で差別化している?)。
池の北西部
池の汀線は細かく出入りする。
池と周辺
迎キ峰からの眺望。池を二分するように橋がある(橋の側面を見ている)。池の周囲には主屋、あずまや、茶室が見える。
入り江
路は概ね池に沿っているので、入り江部分の路からは視界がやや閉ざされ、岬部分では視界が広い。
洲浜
洲浜自体は各地の庭園にあるが、縮景園では州浜に立って水に近づくことができる。
縮景園の私的まとめ
・池の汀線が細かく出入りするのは江戸時代らしい。
・池を二分するように橋を造っているのは珍しい。
・池の北が山がちなのに対して南側は平坦。正門や母屋は南にある
関連サイト
アクセス
JR広島駅から徒歩で15分
または広島駅からバス(広島バス)に乗り「縮景園入り口」で下車徒歩3分
立地
川沿いの低平地(河口デルタ地帯)
江戸時代初期には海にも近かった
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