素朴な発見: 4つの「海峡」が1つの直線上に【桂離宮】

平面図を見ていると、「あ、これ並んでるな」と思うことが時々あります。。桂離宮の4つの橋もそんな1つ。

言葉で説明するよりも、図を見れば一発でしょう。

見ての通り、陸地どうしが近くなって水面が狭い場所(タイトルでは「海峡」と表現)が4つ黒線上にあります。図ではわかりにくいのですが123の「海峡」には橋があり、4にもかつては橋がありました(橋の跡は残っています)。つまり4つの橋がこの線上にあったのでしょう。どういう狙いでそうしたのかはわかりませんが。

実を言うと、何の効果があるのかもよくわかりません。現地に行った際、直線上にある建物(図の左下)前から見たのですが、1、2の橋・海峡だけが見えてそのむこうにあるはずの3、4の「海峡」は見えませんでした。

…舟から見ると見えるのかも。