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Linus

南禅寺天授庵の路

更新日:2023年8月2日

京都、東山、南禅寺にある天授庵の庭は、順路が約250mでさほど大きくはありませんが、このサイズにしては園路が面白いです。


大前提として天授庵には東庭(枯山水)と南庭(池庭)の2つの庭があります。

で、東庭から南庭へ行く途中、庭の堺に門があり門の向こうで路が曲がっている所が1つ目の面白いポイントです。

門の向こうに何かがあると予感させますが、それが何かはまだ見えません。

東庭と南庭の境
東庭と南庭の境

その後路を進むと池があり、数段の石段を下りて、水面近くの低い位置に木橋があります。

この木橋が2つ目のポイントです。

木橋
木橋

橋を渡るとまた石段があり少しだけ上ります。池に沿って進み、しばらくするとまた池を渡ります。

今度は沢飛石です。やはり石段があり、一旦水面近くまで下りて、沢飛石を渡り、石段で元の高さに戻ります。

沢飛石
沢飛石

約250mの路ですが、飛石あり板橋あり、微妙に上り下りもあり、水を近くに感じるところもあって面白いですよ。

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