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通路としての橋

歩く庭の場合、橋にはいくつもの意味がある。

まず当然通路の一部なので歩きやすさに配慮する必要がある。同時に、通路に変化をつける意味もある。見た目だけでなく、足運びや踏んだ感触など、体感的にも違うことがある。

また目立つものであるのでその見た目に凝ることも多く、施主やデザイナーのセンスが反映される。

また、見る視点でもある。橋というのは普通左右が水面で視界が良いので、つい周囲を見回したくなるものだ。特に、木の多い庭で、橋のところだけ木立が途切れると印象的になる。

​最後に、渡ることが象徴的な意味を持つこともある。

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