

臥龍山荘 不老庵と煎茶趣味
【はじめに】 「茶室(数寄屋)は抹茶を嗜むための空間だ」と考える人は多いと思います。ところが明治時代に造られた数寄屋には茶の湯の型にはまらないものが多くあるそうです。 愛媛県大洲市にある「臥龍山荘」の不老庵もそのような数寄屋の1つ。...
3月15日


雪の石谷家住宅とその庭園
【石谷家住宅とその庭園:石谷家について】 石谷家は智頭(鳥取県南部の山地にある)の商家。江戸時代は宿屋を営み、明治以降は山林地主として栄えました。 現在残る石谷家の住宅は大正8年から昭和4年にかけて造営されたもので、部屋数が40、蔵が7つという大邸宅です。主屋、座敷棟、蔵な...
1月24日


披雲閣庭園を室内からも見よう
【はじめに】 香川県高松市、玉藻公園内にある披雲閣庭園は国指定名勝。建物(披雲閣)は重要文化財。 三が日など、披雲閣が公開される日に行けば、本来の視点から庭を見ることができます。 【披雲閣とは】 披雲閣は高松城主だった松平家の子孫が大正時代になって高松城内に建てた別荘です。...
1月11日


並河靖之七宝記念館とシドモアとニシキゴイ
並河靖之七宝記念館 (旧並河靖之邸) の庭の池では数匹のニシキゴイが泳いでいます。かつて並河は庭に面した座敷に大事な客を通し、手ずからコイに餌をやり、時には来客にすすめてコイに餌をやらせました。 このニシキゴイ、明治時代に来日した海外ジャーナリストたちの著作にも登場するのを...
2023年8月6日


並河靖之七宝記念館と明治という時代
京都東山界隈、大通りから路一本横に入った古い街並みの中に、明治時代の町家が記念館として保存されています。今回紹介する並河靖之七宝記念館です。 【七宝とは?並河靖之とは?】 まずは施設の名前になっている「七宝」と「並河靖之」について説明しましょう。 七宝 (七宝焼)...
2023年7月30日


天授庵庭園_再訪
天授庵庭園は路も面白い 以前にも書いたが、天授庵庭園はそれ程大きくない庭ながら路が面白い。園路の写真を撮ろうと再び訪問したので、天授庵の道順に沿って説明したい。 【天授庵庭園の路】 見学者は敷地の北から入り、方丈の北脇にある切石の通路を通って東に進む。路の脇は苔地になってい...
2023年1月15日


旧佐野薬局(商いと暮らし博物館)の庭
[個人商店の生活と庭] 愛媛県内子 (うちこ) 市にある商いと暮らし博物館(内子町歴史民俗資料館)は、旧商家をそのまま利用し、生活の様子を展示した博物館。大正時代の薬屋の暮らしを人形と当時の道具類を使って再現している 【商いと暮らし博物館について】...
2022年12月4日


本芳我邸の庭に内子の栄華を見る
[木蝋産業の栄枯盛衰][庭の一部のみ公開] 庭園というのはかつて富裕層限定のものだったので、何者の家に庭園があるかをみればその土地にどのような産業があったかがわかることもある。愛媛県内子町の場合主要産業は木蝋生産であり、木蝋生産で財を成した芳我(はが)家という一族がいる。以...
2022年7月10日


松賀屋(旧塩田邸)の庭
塩田地主の屋敷 再生中[不定期公開][利用も可] 松賀屋こと旧塩田邸は香川県三豊市仁尾町にある築100年以上の古民家で塩田地主の屋敷。40年ほど空き家に成っていて荒れていたが、2010年代に再生が始まり2022年時点でも再生の作業が続いている。下の写真に足場が写っているが、...
2022年7月1日


木蝋資料館 上芳我邸
[内子の中心的旧家がそっくり保存](室内も撮影可) 【上芳我家と上芳我邸について】 上芳我(かみはが)家は内子の旧家の1つ芳我(はが)家の分家の1つで、本家(本芳我家)とともに木蝋製造で栄えた。名字としては芳我なのだが、本家や他の分家と区別するため上芳我家と言い習わしている...
2022年6月23日