

臥龍山荘 不老庵と煎茶趣味
【はじめに】 「茶室(数寄屋)は抹茶を嗜むための空間だ」と考える人は多いと思います。ところが明治時代に造られた数寄屋には茶の湯の型にはまらないものが多くあるそうです。 愛媛県大洲市にある「臥龍山荘」の不老庵もそのような数寄屋の1つ。...
3月15日


平等院庭園と浄土のイメージ
【はじめに】 平等院庭園は浄土式庭園の貴重な現存例として、庭園の概説書には大体出てきます。ですが、一般的には鳳凰堂だけが有名で、あまり庭園のイメージはありません。 庭園のイメージがない理由は、ほぼ池と建物しかないからです。私も平等院庭園を初めて訪れた時、池と建物にしか意識が...
2月7日


披雲閣庭園を室内からも見よう
【はじめに】 香川県高松市、玉藻公園内にある披雲閣庭園は国指定名勝。建物(披雲閣)は重要文化財。 三が日など、披雲閣が公開される日に行けば、本来の視点から庭を見ることができます。 【披雲閣とは】 披雲閣は高松城主だった松平家の子孫が大正時代になって高松城内に建てた別荘です。...
1月11日


養翠園の借景と景色を楽しむ
【養翠園の概要】 和歌山県和歌山市にある養翠園 (ようすいえん) は、紀州徳川家第10代藩主 徳川治寶(はるとみ)により造営された大名庭園です。面積は約33,000㎡で、植栽は松を中心としています。国指定名勝であり、日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」の構成遺産。...
2024年1月13日


旧芝離宮庭園の築山と路
今回紹介する庭は東京の旧芝離宮恩賜庭園 (以下芝離宮)。 芝離宮全体についてさらっと触れた後は、築山と園路に注目します。 【概要】 旧芝離宮恩賜庭園は東京に残る江戸時代の大名庭園の1つ。元禄年間(1688〜1704年)に築かれた「楽寿園」が始まりとされ、もっとも古くからある...
2023年11月25日


浜離宮恩賜庭園: 築山は江戸のトレンド
浜離宮恩賜庭園 (以下、浜離宮) の続きです。 私が浜離宮を訪問した目的の1つが、築山の使いかたを現地で確認すること。浜離宮の築山についてはブラタモリ #231 汐留編 (2023年4月1日放送) でも話題にのぼりました。簡単に言えば池をすぐに見せない仕掛けがあったというお...
2023年11月11日


浜離宮恩賜庭園:浜離宮から見た東京
浜離宮恩賜庭園 (以下、浜離宮) のアイコンとも言えるのが、庭園越しに汐留のビル群を望む風景です。庭園南部にある富士見山という人工の丘から北を見るとこの風景が見られます。 同じく富士見山から東を見ると勝どきのビル群が見えます。ビルの手前に見える橋は築地大橋です。前の写真とあ...
2023年11月3日


岡山後楽園のタンチョウ
岡山後楽園では例年1月1日にタンチョウの園内散策を行うことが恒例となっています。その練習を兼ねて、秋から冬の初めにかけても数回の園内散策が行われま
2023年10月28日


石組好きなら行くべき旧徳島城表御殿庭園
【前説】 二条城へ行ったことがあるなら、庭園 (二之丸庭園) の池の周りに、青味がかった大石がたくさんあったのをあったのを覚えているかもしれません。あの種類の石は青石といい、桃山時代から江戸時代初期にかけて非常に人気だった名石です。京都では二条城のほか醍醐寺三方院の庭園...
2023年8月19日


岡山後楽園(延養亭特別公開の時)
岡山後楽園の延養亭は、例年春と秋に約1週間ずつ特別公開される。おおらかさと伸びやかさが持ち味の後楽園だが、延養亭周辺は細かく造られていてここだけでも1つの庭のようになっている。というのもこの建物はかつて御殿様が庭で遊ぶ時の中心的建物だったからだ。ということは後楽園は延養亭か...
2022年11月11日