

中津万象園の煎茶室 観潮楼
【はじめに】 中津万象園(なかづばんしょうえん)の見所の一つが、池の南に建つ「観潮楼」(かんちょうろう)。この建物は「現存最古の煎茶室」とも呼ばれ、中津万象園を訪れる際はぜひ意識してほしい場所です。 ですがそもそも煎茶室とは何か疑問に思う人もいるでしょう。...
3月7日


瀬戸内海歴史民俗資料館 土地と建築と中庭のつながり
【瀬戸内海歴史民俗資料館とは】 瀬戸内海歴史民俗資料館は、香川県中部、五色台という山塊の上にある人文系博物館。瀬戸内海沿岸11府県の暮らしと文化に関する道具を収集、保存、研究、展示しています。 収蔵品は農村や漁村の生活道具が多く、キャッチーさはありませんが、実物展示が多い博...
1月31日


披雲閣庭園を室内からも見よう
【はじめに】 香川県高松市、玉藻公園内にある披雲閣庭園は国指定名勝。建物(披雲閣)は重要文化財。 三が日など、披雲閣が公開される日に行けば、本来の視点から庭を見ることができます。 【披雲閣とは】 披雲閣は高松城主だった松平家の子孫が大正時代になって高松城内に建てた別荘です。...
1月11日


香川県庁舎庭園の評価 芸術性と実用性
【はじめに】 1958年に竣工した香川県庁舎は、丹下健三の代表作の1つとされます。丹下研究室の神谷宏治氏が設計した南庭も、庭園の世界ではよく知られたものです。 本記事では、香川県庁舎南庭の特徴と評価を、「造形」「象徴性」「実用」の面から見て木行きましょう。 【造形】...
1月4日


ヴァレーギャラリー「ナルシスの庭」の球体
このサイトでは典型的な庭だけでなく、「庭といえなくもないもの」を時々扱います。今回の「ナルシスの庭」は草間彌生作のインスタレーション作品。 【「ナルシスの庭」について】 「ナルシスの庭」があるのは香川県直島町のベネッセアートサイト内。2022年、ここに新しい屋外展示場「ヴァ...
2023年9月24日


庭のあるカフェ: 珈匠
[カフェに枯山水は合う気がする] 珈匠 (かしょう) は香川県に2店舗 (高松店、宇多津店)を持つカフェ。 店の造りは2店舗ともよく似ていて、広い道路に面した駐車場の奥に白壁の土蔵風(あくまで「風」) が横長に建っています。中に入るとレジ前に狭いスペースがあり、そこから左に...
2023年6月3日


The Naoshima plan「水」
[水を感じるアート] 瀬戸内海に浮かぶ周囲8kmの島、直島。現在ではアートの島として知られ、島内の3つのエリアに現代アートが点在します。 そのアートの1つ、The Naoshima plan「水」(香川県香川郡直島町)は建築家・三分一博志による建築作品ですが、建物の前後に庭...
2023年5月23日


天水分「豊稔庭」と豊稔池ダム
[その人と、その場所にふさわしい庭園を] ダムをモチーフにした珍しい庭園(名前は「豊稔庭」)があるというので行ってみました。行ってきたのは香川県観音寺市の古民家レストラン「天水分」(あめのみくまり)。なぜダムなのか?それはこの古民家の元住人であり店主の祖先でもある加地茂治郎...
2023年2月17日


誓願寺 (小豆島)
[個人的に斜面大好きです] POINTS ・本堂前通路 ・急斜面 ・斜面を埋め尽くす石組 【誓願寺の庭園について】 まず寺の配置を少し説明すると、寺は小さな丘の南麓にあり、楼門と客殿・大師堂は平地に、本堂は少し上ったところに建っている。本堂へ行くには客殿の脇にある通路を通る...
2022年10月31日


地中の庭を通って地中美術館へ
[地中美術館へ行く道中の、素敵な導入部分] 地中の庭(ちちゅうのにわ)は香川県直島町、ベネッセアートサイト内、地中美術館の前にある庭。地中美術館のチケットセンターから地中美術館まで120mほどの道路わきにある細長い庭。なので地中美術館に行くときには必ず横を通ることになる。地...
2022年10月2日