2023年12月2日
縁側×庭園 旧鈴木邸の実家感
「この波は 須磨へつづくか 三津の月」正岡子規 【概要】 旧鈴木邸は愛媛県松山市三津にある古民家です。2021年3月に国の有形文化財に登録。2023年現在は民泊やレンタルスペース、曜日限定でおはぎカフェとして営業しています。 庭に面した縁側の席があります。...
2022年6月23日
木蝋資料館 上芳我邸
[内子の中心的旧家がそっくり保存](室内も撮影可) 【上芳我家と上芳我邸について】 上芳我(かみはが)家は内子の旧家の1つ芳我(はが)家の分家の1つで、本家(本芳我家)とともに木蝋製造で栄えた。名字としては芳我なのだが、本家や他の分家と区別するため上芳我家と言い習わしている...
2022年6月16日
庭のあるそば屋: 下芳我邸
[利用者向け] 【下芳我家と建物について】 下芳我(しもはが)家は、大洲市の名士である芳我家の分家の1つ。他の分家との区別のため下芳我と呼び習わしている。多分坂の下の平地に屋敷があったためだと思う。芳我家の本家は木蝋製造で財を成したが、下芳賀家は造り酒屋と製糸業に転向してい...
2022年4月24日
庚申庵史跡庭園(フジの季節)
庚申庵史跡庭園(こうしんあんしせきていえん)には樹齢200年の大きなフジが1本あり、花の時期には見物客でにぎわう。 ここは江戸時代の俳人栗田樗堂(くりたちょどう)が1800年(寛政12年)に建てた草庵だ。現在樗堂の名はほとんど知られていないが、当時は俳人仲間の間で全国的に知...
2021年7月26日
西爽亭で幕末の玉島騒動を知る
【西爽亭(旧柚木家住宅)について】 岡山県倉敷市の玉島エリアにある旧柚木家住宅 (きゅうゆのきけじゅうたく) は玉島の庄屋、柚木(ゆのき)家の住宅です。玉島は備中松山藩の飛び地であり、柚木家は備中松山藩主が領内巡回の際に立ち寄る屋敷でもあったので、藩主のための部分(御成門、...
2021年7月3日
圓通寺庭園(京都市)
【圓通寺について】 大悲山圓通寺(えんつうじ)は臨済宗の仏教寺院。もともとこの場所にあったのは後水尾上皇の山荘(幡枝御殿)で、上皇は比叡山の眺めが最も優れた場所を探してこの場所を選んだとされる。その後1678年に寺になり、皇室の祈願所となった。...
2021年7月2日
渡邊邸庭園(香川県)
[5つの茶室を移築保存した茶庭] <<要予約>> 香川県三木町にある渡邊邸(わたなべてい)には5つもの茶室を持つ古民家。現在はカフェ、貸席、茶道教室として使われています。 【渡邊邸について】 なぜ5つもの茶室があるのでしょうか?...
2021年6月30日
臥龍山荘で数寄の世界にふれる
【臥龍山荘について】 愛媛県大洲市にある臥龍山荘(がりゅうさんそう)は明治時代に建てられた貿易商の別荘で、3つの建物が重要文化財に指定されています。2011年にはミシュラン観光ガイドに1つ星で掲載されました。 【地形・配置】...
2021年6月29日
大橋家住宅で町家の生活と庭を知る
【大橋家について】 大橋家住宅(おおはしけじゅうたく)は岡山県倉敷市に保存されている町家で、主屋など4棟が重用文化財に指定されている。大橋家は水田・塩田開発で財を成した大地主で金融もおこなった。名字帯刀を許され、幕末には庄屋を務めている。...
2021年6月22日
庚申庵史跡庭園は俳人の侘び住まい
【概要】 愛媛県松山市にある庚申庵(こうしんあん)は江戸時代の俳人栗田樗堂(くりた ちょどう 1749~1814)が建てた草庵です。1949年、愛媛県史跡に指定され、現在は庚申庵史跡庭園として公開され、茶会、句会、文化講座なども開かれています。 【栗田樗堂とは】...