洲崎寺「源平の庭」は屋島の戦いモチーフ
更新日:2023年9月22日
【洲崎寺と屋島の戦い】
香川県高松市にある洲崎寺(すさきじ)は空海創建と伝わる真言宗寺院。近くには牟礼石あかりロードや手打ちうどん山田屋もある。
源平の古戦場として知られる屋島から近く、屋島の戦いの際には源氏方の死傷者が運びこまれた。その中に、義経の身代わりになって死んだ佐藤継信もいた。これが縁で洲崎寺は佐藤継信の菩提寺となり、現在も毎年3月19日に法要が行われているという。
屋島の戦いで洲崎寺の建物は焼失し、源義経が再建した。その後戦国時代には長宗我部元親の侵攻により再び焼失。江戸時代に再建され今に至る。
境内には「遍路の父」と呼ばれる真念の墓もある。真念は江戸時代初期の僧侶で、四国遍路について (現存する最古の) 解説書を書き、自ら道しるべを立て、遍路に宿を貸してくれる人を募った。
【源平の庭について】
庭は創作枯山水。建物前全体を使って、屋島と周辺の地形を白砂(海)と苔(陸地)と石(峰)で表し、源氏方の軍勢や著名な武士を石で表している。作庭は京都の藤井造園(圓光寺 奔龍庭を造ったところ)。割と地図に忠実な庭で、地図と見比べると屋島(写真左の苔エリア)や五剣山(写真奥)、古高松(写真右手前)などの地形が見えてくる。相引川 (屋島と古高松の間) も再現。
2020年9月訪問
【基本情報】
・施設の性格:仏教寺院
・庭の性格:通路を兼ねる前庭
・作庭年代:現代
・施工:藤井造園
・所在地
〒761-0121 香川県高松市牟礼町牟礼2691 眺海山 洲崎寺
・アクセス
琴電八栗駅から徒歩10分 (電車は一時間に2、3本)
志度インターチェンジから車で20分 (駐車場:約20台)
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