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地中の庭を通って地中美術館へ

更新日:1月23日

[地中美術館へ行く道中の、素敵な導入部分]

地中の庭(ちちゅうのにわ)は香川県直島町、ベネッセアートサイト内、地中美術館の前にある庭。地中美術館のチケットセンターから地中美術館まで120mほどの道路わきにある細長い庭。なので地中美術館に行くときには必ず横を通ることになる。地中の庭と言いつつ地上にあるが「地中(美術館)の庭」ということなのだろう。



庭の見た目を説明すると、車道に近い部分は花壇になっている。その向こうは細長い庭に合わせた細長い池で、水際まで自然な感じで草木が茂っている。水面にはスイレンが葉を浮かべる。

このスイレンには意味がある。地中美術館は3人の芸術家の作品だけを展示する美術館だが、その3人のうちの1人がモネ。モネと言えばスイレンであり、地中美術館が展示するモネの作品もスイレン。というわけでモネの展示へとつながる導入部分としてこの庭は造られている。池と水辺の植物を含め、モネの庭をイメージして作られている


地中美術館に行くときには、道路わきの風景もなんとなくふわっと目に留めておけば、後でモネの絵を見るときに一層印象的になるかもしれない


【基本情報】

施設の性格: 美術館

庭の性格: 美術館への導入部分、歩道の修景

作庭年代:現代

アクセス:

宮浦港から車で5分地中美術館駐車場からすぐ

宮浦港から徒歩30分

公開状況:公開(無料)








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