万博記念公園日本庭園
更新日:1月2日
【万博記念公園日本庭園について】
万博記念公園(ばんぱくきねんこうえん)日本庭園は、日本万国博覧会(1970年)の跡地に整備された万博記念公園内にある日本庭園。約26haの回遊式庭園で、散策路的なところが多く、所々に足を止めるべき場所がある。その「足を止めるべき場所」は場所によって異なる様式となっているので「庭園の博物館」的な面がある。設計は田治六郎。
【軸】
軸について書きたいことは2つ。
まずこの庭園は万博記念公園の一部として軸をあわせている。万博記念公園には「正門→太陽の塔→大屋根」という軸があるが、その軸の延長上に日本庭園の門と庭園の中央休憩所がある。なので芝生の築山あたりから中央休憩所を見ると、太陽の塔を真後ろから見ることになる。
また庭園内には東から西に流れる小川があり、これを軸としている。川の上流から下流に向かって上代、中世、近世、現代と、異なる次回の様式の庭が並んでいる。つまり、水の流れを時の流れに重ねて、小川≒時間軸となっている。
【利用者の便】
中央休憩所に売店があり カレー、うどん、ソフトクリームを売っていた
トイレは正門ゲート、中央休憩所など複数あり、一部のトイレは車いすでの利用可
ベンチは適宜あり
路はアスファルト舗装で広い路が多い。カーブは緩い。ほぼ車道。外周寄りの広い路を一周すると2㎞あまりになる。モノレールの駅から日本庭園の門までも1.2kmあるので、「モノレールで来て、一通り見る」という人は歩くのを覚悟すること。私は固い地面の上を2時間くらい歩いたら足が痛くなってしまった。
[おすすめ&おすすめでない]
〇明るくておおらかな感じの庭園
〇歩ける範囲が広い
〇太陽の塔が借景の日本庭園なんてほかになさそう
◇部分部分によってさまざまな様式があります
×細かい庭園が好きな人には向かないかなぁ
【基本情報】
・施設、庭の性格:都市公園
・作庭時期:昭和
・設計:田治六郎
・アクセス:
大阪モノレール万博記念公園駅から徒歩5分で公園正門、そこから徒歩10分で日本庭園正門
・公開状況:公開(有料)
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