郷屋敷庭園
更新日:2月18日
高松の東あたりに接待に使われる高級なうどん屋があると、何年も前に聞いたことがある。今回行ってきたのはそのうどん屋(饂飩料理屋)「郷屋敷」。
【郷屋敷とは】
香川県高松市にある饂飩料理郷屋敷(うどんりょうり ごうやしき)は旧家の和風豪邸を利用した料理屋(うどん+懐石、の感じ)。2500平方メートルくらいの敷地に長屋門を持つ格式高い屋敷。主屋、離れ座敷、蔵などが国の登録有形文化財(建造物)に指定されている。
公式サイトによると、約250年前に初代当主柳次郎がこの地方に移住し、以後代々農業を営みながら力をつけてきた。四代目当主のころには名字帯刀を許され、高松藩の与力(協力者みたいな意味)に任命されるほどになった。
【庭について】
庭は植栽主体の庭に見えるが、場所によっては枯山水風になっている。
建物周りに複数の庭があるが、主に見えるのは表庭。長屋門と店(主屋)の間にある。主屋の裏にある中庭は店に入る時に少し見えるのと、案内された席によってはよく見える。このほか店の奥に奥庭があり、離れ座敷から見えるようだ(公式サイトにある平面図による)。
庭という名前はついていないが門の前にも植栽や石がある。
【料理屋としての郷屋敷】
席は普通のテーブル席と完全予約制(一部屋貸切)の個室席がある。料理の価格帯は幅広く、580円のうどん単品から8800円の懐石まである(価格は2021年6月のもの)。うどんは讃岐らしからぬ柔らかいうどんだった(時間帯によるかも)。
【基本情報】
・施設の性格:庄屋屋敷(現在は料理屋)
・所在地
香川県高松市牟礼町大町1987
・アクセス
高松中央ICから20分
・公開状況:利用者向け
【外部サイト】
讃岐 牟礼の里 饂飩料理 郷屋敷 (公式サイト)
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