都会の庭:ハラカドの屋上庭園
- Masahiko Yano
- 20 時間前
- 読了時間: 4分
【はじめに】
2024年に「おもはらの森」を訪問した時、気になっていたのが交差点の向かいにある建物「ハラカド」。交差点に面した側を斜めに切り欠いて立体的な屋上庭園を造っているように見えます。開店時間前で入れませんでしたが、気になる物件なので簡単に紹介したいと思います。

【ハラカド】
まずはハラカドの概要について簡単に説明します。
ハラカドは2024年4月に神宮前交差点にオープンした商業施設。開発を主導したのは向かいの「オモカド」と同じ東急不動産です。建物の設計は日建設計、外装と屋上のデザインは建築家で京都大学教授の平田晃久氏が担当しました。
施設のコンセプトは「クリエイティブの聖地」を目指すことであり、ハラカドの「カド」には「人々の出会いの交差点となり、新しい文化を生んでいく、という想い」(日刊建設工業新聞2024年5月17日)が込められているそうです。
【ハラカド 屋上庭園について】
行っていないので詳しくは書けないのですが、屋上庭園は向かいの「おもはらの森」から見ることができました。見た感じ7階から5階にかけて3段のテラスがあり、店舗にも接続しているようです。7階と6階の間にある幅広の階段らしきものがあります。通路以外の部分は中々緑が多いようです。

やはりテラス内の様子やディティールも見たいので探してみました。
開業間もない2024年5月の様子です。路の側に向かって開けた開放的な場所で、向かいの建物や表参道の並木がよく見えます。
交差点方面を眺めている人やテイクアウトしたものを食べている人も見え、総じて楽しげな雰囲気です。
【ハラカドについて感じたこと】
ここからはハラカドについて感じたことを3つくらい書いていきます。
・たのしい、という価値観
開けた空間や街を見下ろす眺望、立体的な構成などは楽しそうに見えます(実際その場に建っていないので想像ですが)。
・おもはらの森、との見る・見られる関係
向かいにあるおもはらの森とは見る、見られる関係があります。道路の高さから見上げるとハラカドは緑の塊のように見えましたが、おもはらの森から見ると形状・構成が理解できて違った面白みがあるように思いました。
また直接見ることはできませんでしたが、ハラカドからおもはらの森や並木を見ても気持ちよさそうです。

・おもはらの森、キリコテラスとの比較
すでに書いたように向かいのビルやその屋上庭園「おもはらの森」は同じ東急不動産の開発です。「おもはらの森」は囲われた場所という点でハラカドとは異なりますが、人の活動のための場所提供という意味や、参道の森を意識している点は共通しているかもしれません。
同じ東急不動産による商業施設でも、銀座のキリコテラスとはかなり異なる印象を受けました。想像ですが、場所のイメージに合わせたのでしょう。多分。
【基本情報】
施設の性格: 商業施設
庭の性格:屋上広場
作庭年代: 現代
設計:株式会社 日建設計 + 株式会社 平田晃久建築設計事務所
アクセス:
山手線「原宿」駅 徒歩4分
東京メトロ「明治神宮前(原宿)」駅 徒歩1分
受賞歴:2024グッドデザイン賞
公開状況: 公開
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