園路集:寺院と離宮
更新日:5 日前
園路のギャラリーです
【寺院】
・南禅院庭園
南禅院は山に半分めり込んだように存在するお寺で、山の部分の園路は幽邃な趣があります。
・天授庵庭園
天授庵庭園には興味深い園路があります。
よく紹介されるのは東庭の直線的な路です。
加えて南庭の路も変化に富んだ路で、庭の規模のが小さい割には歩いて面白いところです。
・金地院庭園
鶴亀の枯山水が有名な金地院ですが、コケの間を歩く飛石の路もあります。
・誓願寺庭園
小豆島のお寺にある石だらけのお庭で、石段は石組と融合しています。
・慈源寺庭園の路
下草が飛石に少しかかっているのが筆者の個人的ポイントです。
・曹源寺庭園
・慈眼寺庭園
本堂、庫裏への通路となっている前庭です。黒で縁取りされた石畳が特徴です。
・神峯寺庭園の路
厳密に言えば園路ではなく本堂への参詣路です。参道の両側に庭園を造ったため、参道も含めて庭の景色のように見えます。
・誓願寺庭園
急斜面の庭。
石段は、土留めを兼ねた石組と一体化しています。
【離宮】
・修学院離宮の路
・修学院離宮の細道
この路を上がった頂上から見ると、よく紹介に使われるあの景色が見えます。
植え込みがあるため、登りきるまで景色は見えません。
・桂離宮庭園
桂離宮庭園には直線の路が数か所あります。
飛石は小さいので、歩きにくさを感じる人も多いでしょう。趣味性を優先させたもので、模範的ではありません。
橋の幅も非常に細いところがあり、注意が必要です。
路に沿って進んでいると、池の出入りに従って路が曲がり、池の中心を背にするところがあります。水面はすぐ近く(写真右)にありますが、視線は陸(山)と林の方を向きます。
このようにな仕掛け(路が曲がるに従って水面を見たり陸を見たりする仕掛け)は、縮景園などの大名庭園にも存在します。
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