四国村
更新日:5月7日
香川県高松市にある四国村は古建築をテーマとする野外博物館(1976年開館)。江戸時代から明治時代の民家が多く、ほかに伝統産業施設や共同施設などもある。重要文化財の建物2棟、重要有形民俗文化財の建物6棟など、多くの建物が文化財指定を受けている。ちなみに、隣接するうどん屋「わら屋」も古民家を改装したもの。
敷地は5万平方メートルあり、木の多い山の中に古民家などが点在するという構成。自然の山に近い感じだがところどころ季節の花も少しある。高低差が数十mあるので体力が必要。そして歩きやすい服装で。
狭義の庭園ではないけれど、木、石、水などによって修景した場所ということで取り上げてみる。まぁ、「おにわさん」でもとりあげいるしいいよね。
古建築以外に、彫刻家の流政之氏がデザインした滝と石畳や、安藤忠雄設計の小美術館「四国村ギャラリー」も見どころ。四国村ギャラリーの庭園は別ページで紹介しています。
香川は庵治石など石の産地なので流氏の石畳などにも庵治産の花崗岩が使われています。ほかにも、村内各地に石垣や石畳があって、多くは花崗岩なのですが、青石もありました。青石(緑色結晶片岩)は板状に割れる性質があるので、柵のように並べて猪避けにしたりもしています。
【所在地】
〒761-0112 香川県高松市屋島中町91
【アクセス】
琴平電鉄志度線 琴電屋島駅下車 徒歩5分
JR高徳線 屋島駅下車 徒歩10分
JR高松駅から車で約20分
高松中央ICから車で約15分
【外部サイト】
四国村-来たことのある 初めての場所 (公式サイト)
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