屋島寺「雪の庭」は岩盤利用で珍しい
更新日:1月3日
屋島寺(やしまじ)は四国八十八箇所霊場の第八十四番札所。屋島(標高約290m)の山上にある。
屋島という山はほぼ花崗岩で上部に安山岩が乗っているのだが、なぜかここだけ白い凝灰岩が露出している。「雪の庭」という名前はこの凝灰岩を雪に見立てたことからきている。白い岩盤の周りには、少しだが灰色の石による石組がある。
庭は屋島寺の宝物館の裏にあり、宝物館から見ることができる。というより宝物館からしか見ることができない。全体像が分からず、宝物館から遠い側のディティールもよく見えないのでコメントしづらい。この庭は重森三玲著『日本庭園史大系』や山陽新聞社編『中国・四国の庭』で取り上げられている。
【基本情報】
・施設の性格:仏教寺院
・所在地:香川県高松市屋島東町字屋島峯1808番地
・アクセス:
ことでん高松築港駅から電車で25分ことでん屋島駅下車、 ことでん屋島駅からバスで10分
高松中央ICから25分 駐車場有
・公開状況:
屋島寺宝物館の公開状況と一致(通年公開、有料)
【外部サイト】
屋島寺
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