瀬戸大橋記念公園内「浜栗林」
更新日:1月9日
[彫刻家流政之氏による造形的庭園]
瀬戸大橋の四国側のたもとに瀬戸大橋記念公園があり、その一角が「浜栗林」と名付けられた庭園になっている。高松市にある栗林公園が山を背景とするの対し、海の間近にあることから「浜栗林」と名付けられたものだ。
庭園は約2800平方メートルの「甲の池」、幅50mの滝、休憩所などからできていて、仕立て松や石組や州浜といった伝統的な日本庭園の要素もある。だが最も目を引くのは「鬼屏風」と名付けられた石積みの造形物。これは彫刻家の流政之氏の作品。鬼屏風以外でも造形的なものが強く出ている。滝のところも石壁だし、幾何的な形の刈込もあるし。
【立地・周辺環境】
浜栗林は公園内にあり、すぐ近くには芝生広場や野外音楽堂がある。海に近いが直接海は見えない。瀬戸大橋はよく見える。逆に瀬戸大橋、特に岡山方面行列車から浜栗林が見える。
500mほど離れたところには東山魁夷瀬戸内美術館がある。
【利用時間】
終日。ただし休憩所の利用は開館日の午前9時~午後4時30分。休憩所の建物は事前に申請して借りることもできる。
【基本情報】
・施設の性格:公園
・庭の性格:芸術家による造形的庭園?
・作庭時期:現代
・作庭家:流政之?
・所在地:
〒762-0065 香川県坂出市番の州緑町
・アクセス:
瀬戸中央自動車道坂出北ICから4.7km (8分)
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