耕三寺(3)杭谷一東彫刻庭園
更新日:2023年10月9日
[「未来心の丘」の作者が気になるあなたに]
旅先で目的外の何かを偶然見つけると、ちょっと楽しい気分になりませんか?
というわけで偶然通りかかった庭園「杭谷一東」彫刻庭園の紹介です。
見つけたのは映えスポットとして有名な耕三寺未来心の丘へ行こうと入口を探している時。白い彫刻が目に留まり、何だろうと思いながら歩くうちに「杭谷一東 彫刻庭園」と書かれた看板も見つかりました。杭谷一東といえば未来心の丘をデザインした人なので、未来心の丘に行った帰りに寄ってみることにしました。
耕三寺の案内板やパンフによるとこの彫刻庭園も耕三寺の一部で、別館(金剛館という)の庭であるようです。80m×40mくらいの敷地の内、金剛館の建物を除いた部分が庭園(パンフレットによれば「浄土苑」)になっています。
庭には木も少しはありますが、大部分は石敷きの通路と芝生で、緑の芝生の上に白い大理石?の彫刻が展示されています。曲線的で柔らかい形のものが多く、未来心の丘との類似が感じられるものもあれば、系統が違うものもあります。作品には「未来門」「天地花」などと記されたネームプレートが付いていますが、解説はありません。
後で調べたところ、彫刻が設置されたのは2019年10月、彫刻の制作年代は1981~2015年だそうです。ちなみに未来心の丘、第1期オープンが2000年。
彫刻庭園は耕三寺(本館)のすぐ近く (路をはさんで斜め向かい) にあるので、未来心の丘が気に入ったなら、同じ杭谷さんの作品ということでここにも寄ってみてください。
【基本情報】
施設の性格: 一応仏教寺院。実態としては美術館かテーマパークに近いかも
庭の性格: 彫刻庭園(彫刻のためにデザインされた野外展示場)
作庭年代:現代
アクセス:
JR尾道駅からバスで約1時間「耕三寺 」バス停下車
生口島南IC、生口島北ICから車で10分余り
公開状況:公開
(2022年8月訪問。情報は訪問時のものです)
【どんな人におすすめ?】
・杭谷一東さんの彫刻に興味がある人
・耕三寺、未来心の丘に行く人
【外部サイト】
杭谷一東さん彫刻庭園 ちゅぴcomおのみち (尾道のケーブルテレビ局)
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