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​金刀比羅宮表書院庭園

更新日:3月6日

「こんぴらさん」こと金刀比羅宮(ことひらぐう)は​名勝象頭山(ぞうずさん)の中腹にあり、​785段の石段(奥社まで行けば1,368段)で有名。その石段の500段目くらいのところに書院があり、江戸時代には儀式や応接の場所として使われた。金刀比羅宮には文化財建築がいくつかあるが、表書院(重要文化財)もその1つ。

庭園は書院の北(山側)にあり、幅25m程度の池泉鑑賞式庭園。書院から見ると目の前に池がありその奥の山の斜面に植栽を配置している。斜面に降った雨が池に流れ込むようになっている。

庭に面した「七賢の間」「山水の間」「上段の間」には円山応挙の障壁画がある。このうち上段の間の襖には滝と流水が描かれ、流水の先は庭の池につながる。

【コメント】

拝観料は800円(2020年12月調べ)ですが、重文建築や応挙の襖絵もあるので、これらが好きな人には非常にお得ではないでしょうか。


【基本情報】

・施設の性格:神社

・庭の性格:応接施設の庭

・作庭時期:江戸時代

・所在地:

香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1

・アクセス:

JR琴平駅またはことでん琴平駅から徒歩40分

【外部サイト】

金刀比羅宮 公式サイト

金刀比羅宮 美の世界 四国新聞社 [第57話が書院の庭園]



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