本楽寺庭園
更新日:1月3日
【本楽寺について】
徳島県美馬市(みまし)にある本楽寺(ほんらくじ)は真言宗御室派の寺院。後述する庭で有名。
【庭について】
庭は吉野川を見下ろす高台にあり、川を借景にした枯山水。川を借景にした庭は珍しいし、雄大に見える。
「おにわさん」でこの庭の存在を知ってから、すぐ行ってみたくなった。
現地へ行ってもやはり雄大というか壮大に感じた。借景のためだけでなく、石自体もごつい。
手前から順に縁側のライン、延段のライン、庭の端のライン、吉野川のライン…と何重にも水平線がありそこに大ぶりの立石が割って入る。
【高低差】
本楽寺庭園では背景の吉野川と山脈がよく見えるように、庭の端に塀などを造っていない。その代わり高低差が庭の境界になっている。これを吉野川の側 (低い側) から確認してみよう。
ストリートビューで奥の石垣の上端が庭の端になる。
石垣の向こうに見えているのが本楽寺本堂の屋根、手前にはJR徳島線の線路、その手前が国道192号。本堂側から見ると線路と国道は段差に隠れて見えないようになっている。
【基本情報】
・施設の性格:仏教寺院
・作庭時期:現代
・作庭家:斎藤忠一
・アクセス
JR小島駅より徒歩10分。穴吹駅より車で10分。ただし列車は少ない。要時刻表確認。
徳島自動車道脇町ICを降りてから車で15分くらい。駐車場がよくわからない。
・公開状況
通年公開(有料)
(2019年9月訪問。情報は訪問時のものです)
【外部サイト】
本楽寺 (公式サイト)
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