足立美術館庭園
更新日:3月13日
島根に芸術を
地元実業家の美術館
庭のほうで有名になってしまった足立美術館(あだちびじゅつかん)だが、元来は日本画を中心とした美術館で、特に横山大観のコレクションが充実している。
庭園は人工的に見え庭を歩くこともできないが、色彩・構成など絵的な良さがある。
私の偏見だが、枯山水といえば灰色で辛気臭い印象があった。
一番有名な竜安寺の庭が一木一草も無い殺風景なものだから、そんなイメージになったのだろう。そういう固定観念があったところへこの庭は衝撃的だった。まず明るい緑と白で色がきれいだ。単純でおおらかな「島」の形や丸い刈り込みもポップでよい。刈り込み一つ一つの形は単純だが、複数を並べることでリズムが生まれる。
【施設・利用】
大枯山水の見える喫茶と、池庭の見える喫茶がある。
(2015年12月訪問)
【基本情報】
・施設の性格:美術館
・庭の性格:主に芸術としての庭
・作庭時期:昭和
・所在地
〒692-0064 島根県安来市古川町320
・アクセス
JR安来駅からシャトルバスで約20分
・公開状況:公開(有料)
【外部サイト】
足立美術館(公式サイト)
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