

庚申庵史跡庭園は俳人の侘び住まい
【概要】 愛媛県松山市にある庚申庵(こうしんあん)は江戸時代の俳人栗田樗堂(くりた ちょどう 1749~1814)が建てた草庵です。1949年、愛媛県史跡に指定され、現在は庚申庵史跡庭園として公開され、茶会、句会、文化講座なども開かれています。 【栗田樗堂とは】...
2021年6月22日


詩仙堂庭園
<引退後、趣味に生きる> 【詩仙堂を建てた人:石川丈山】 詩仙堂(しせんどう)を建てた石川丈山は安土桃山時代から江戸時代にかけての武士、文人。江戸時代初期の代表的な漢詩人。 徳川家康に仕え大坂夏の陣にも参加した武士だったが、訳あって早く引退し、引退後の住居として洛北の一乗寺...
2021年6月22日


郷屋敷庭園
高松の東あたりに接待に使われる高級なうどん屋があると、何年も前に聞いたことがある。今回行ってきたのはそのうどん屋(饂飩料理屋)「郷屋敷」。 【郷屋敷とは】 香川県高松市にある饂飩料理郷屋敷(うどんりょうり ごうやしき)は旧家の和風豪邸を利用した料理屋(うどん+懐石、の感...
2021年6月19日


阿波十郎兵衛屋敷と阿波の人形浄瑠璃
阿波十郎兵衛屋敷(あわじゅうろうべえやしき)は徳島藩士板東十郎兵衛(ばんどう じゅうろうべえ)の屋敷跡。鶴亀を2対配した江戸時代の庭園があります。 【板東十郎兵衛と人形浄瑠璃】 板東十郎兵衛は人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門 (けいせいあわのなると)」に登場する阿波十郎兵衛のモデ...
2021年6月17日


頼久寺庭園
【頼久寺について】 岡山県高梁市にある臨済宗寺院 頼久寺(らいきゅうじ)は足利尊氏が諸国に命じて建立させた安国寺の一つ。もとの寺号は安国寺だったが、16世紀にこの辺りを治めた上野頼久によって再興されたので頼久の死後安国頼久寺と改名した(現在は単に頼久寺と呼ばれることが多い)...
2021年6月15日


洲崎寺「源平の庭」は屋島の戦いモチーフ
【洲崎寺と屋島の戦い】 香川県高松市にある洲崎寺(すさきじ)は空海創建と伝わる真言宗寺院。近くには牟礼石あかりロードや手打ちうどん山田屋もある。 源平の古戦場として知られる屋島から近く、屋島の戦いの際には源氏方の死傷者が運びこまれた。その中に、義経の身代わりになって死んだ...
2021年6月15日


一宮寺庭園
香川県高松市にある一宮寺(いちのみやじ)は四国八十八箇所霊場の第八十三番札所。真言宗御室派。 庭は仁王門から本堂、本堂脇の護摩堂と参拝順路に沿うように作られている。施工は京都の 藤井造園。藤井造園公式サイトの施工例に一宮寺が紹介されているほか、一宮寺へのリンクもあるのは、...
2021年6月14日


大徳寺龍源院の庭園
大徳寺の塔頭である龍源院(りゅうげんいん)には4つの庭がある。 方丈の南庭が一枝坦(いっしだん)で昭和時代のもの。モチーフは古典的な蓬莱鶴亀だが、亀島が単純化、抽象化されているのが現代らしい。よく見ると砂紋の深さに段階がある。 一枝坦...
2021年6月12日


大徳寺瑞峯院の庭園
大徳寺瑞峯院(だいとくじ ずいほういん)は臨済宗大徳寺派の寺院で、大徳寺の境内にある。大徳寺で普段から公開されている四塔頭の一つ。創建の年代は1533年から1556年まで諸説ある。大友宗麟が自分の菩提寺として建てさせた寺で、宗麟夫妻の墓がある。 【庭について】...
2021年6月12日


郷照寺庭園
【郷照寺庭園について】 庭園は本堂付近から左に折れて、本坊の裏にあります。本坊の裏(南東)に池があり、対岸に山の斜面を利用して石や刈込を配置しています。本来は本坊の建物から庭を見る鑑賞本位のものだと思いますが、現在拝観者は庭の横のスロープか本坊近くの平地から庭を見ることにな...
2021年6月10日