

「紅葉谷川庭園砂防施設」砂防施設が庭園とはどういうことか
「おにわさん」でこの庭園のことを知ったときは衝撃だった。庭園で砂防施設とはどういうことか?しかもよく考えてみると私はここに行ったことがあり、その時は砂防施設とも庭園とも思わなかった。 【紅葉谷川庭園砂防施設について】 宮島に行ったことのある人は思い出してほしいのだが、厳島神...
2023年3月15日


プラザ佐治:渋ビルと佐治川石と中根金作
現在は採掘が禁止されていますが、佐治川石という名石があります。その産地であった鳥取県佐治町(旧佐治村)に佐治川石をふんだんに使い、中根金作が作庭した庭があるというので行ってきました。 まずはプラザ佐治について説明します。そもそも最初はプラザ佐治を知って、調べているうちに黎明...
2023年3月6日


フライブルク庭園
[シンプルな整形式庭園] 2019年に松山市の萬翠荘を訪れた時、街の案内図か何かを見ていたら、「フライブルク庭園」と書かれた場所を発見。名前からすると洋式庭園でしょうか?松山に洋式庭園があるとは知らなかったので興味が湧きました...
2023年3月1日


太田家住宅の庭で鞆の浦の歴史を偲ぶ
古い港町の情緒を残す町、鞆の浦。 古くから潮待ちの港として栄え、万葉集にも名前が登場します。 吾妹子が見し 鞆の浦の むろの木は 常世にあれど 見し人ぞなき (大伴旅人) 古くから栄えた要因の一つが、瀬戸内海のほぼ中央というその立地です。潮が満ち来る時間帯には東の紀伊水道、...
2023年2月26日


天水分「豊稔庭」と豊稔池ダム
[その人と、その場所にふさわしい庭園を] ダムをモチーフにした珍しい庭園(名前は「豊稔庭」)があるというので行ってみました。行ってきたのは香川県観音寺市の古民家レストラン「天水分」(あめのみくまり)。なぜダムなのか?それはこの古民家の元住人であり店主の祖先でもある加地茂治郎...
2023年2月17日


神峯寺庭園はなるほど神の峰だった
四国霊場27番札所 神峯寺(こうのみねじ)は山の険しい急斜面の上にあります。 最寄り駅の唐浜あたりを起点として、直線距離で2.5km、歩き遍路の路で3km、自動車が通れる道で4㎞。この距離に対して標高差が430mもあり、平均勾配が10%を越えています。...
2023年2月1日


天授庵庭園_再訪
天授庵庭園は路も面白い 以前にも書いたが、天授庵庭園はそれ程大きくない庭ながら路が面白い。園路の写真を撮ろうと再び訪問したので、天授庵の道順に沿って説明したい。 【天授庵庭園の路】 見学者は敷地の北から入り、方丈の北脇にある切石の通路を通って東に進む。路の脇は苔地になってい...
2023年1月15日


仏心寺庭園
いつもどおりの慣れ親しんだものに心安らぐのはもっともなことだ。変わった庭を扱うことも多いこのサイトだが、今回は何も変わったことの無い、いかにもな和風の庭園に行ってみた。 瑞光山仏心寺(ずいこうざんぶっしんじ)があるのは岡山の市街地の東にある操山という山の中腹。同じ山、同じバ...
2023年1月14日


平山郁夫美術館の庭園
[おだやかな平庭] 広島県の生口島(いくちじま)にある平山郁夫美術館(ひらやまいくおびじゅつかん)は、日本画家平山郁夫の作品を展示する美術館です。 【庭について】 平山郁夫美術館には中島健氏作庭の庭園があります。中島健は吉田茂邸など政財界要人の邸宅に庭を造ったことで知られる...
2023年1月1日


くらしき宵待ちGARDEN 竹林散策庭園
[こういうのでいいんだよ、的な庭園]このサイトでは芸術性にこだわらず様々な庭園を取り上げているが、今回は美観地区観光時の休憩などに利用できる庭園を紹介する 【庭園について】 くらしき宵待ちGARDEN(くらしきよいまちがーでん)は倉敷の美観地区にある複合施設。東西20m、南...
2022年12月24日