2021年6月22日
詩仙堂庭園
<引退後、趣味に生きる> 【詩仙堂を建てた人:石川丈山】 詩仙堂(しせんどう)を建てた石川丈山は安土桃山時代から江戸時代にかけての武士、文人。江戸時代初期の代表的な漢詩人。 徳川家康に仕え大坂夏の陣にも参加した武士だったが、訳あって早く引退し、引退後の住居として洛北の一乗寺...
2021年6月12日
大徳寺龍源院の庭園
大徳寺の塔頭である龍源院(りゅうげんいん)には4つの庭がある。 方丈の南庭が一枝坦(いっしだん)で昭和時代のもの。モチーフは古典的な蓬莱鶴亀だが、亀島が単純化、抽象化されているのが現代らしい。よく見ると砂紋の深さに段階がある。...
2021年6月12日
大徳寺瑞峯院の庭園
大徳寺瑞峯院(だいとくじ ずいほういん)は臨済宗大徳寺派の寺院で、大徳寺の境内にある。大徳寺で普段から公開されている四塔頭の一つ。創建の年代は1533年から1556年まで諸説ある。大友宗麟が自分の菩提寺として建てさせた寺で、宗麟夫妻の墓がある。 【庭について】...
2021年6月9日
智積院庭園
【智積院について】 京都市東山区にある智積院(ちしゃくいん)は真言宗智山派の総本山。国宝の障壁画などで知られる。 もともと智積院という寺は紀州(和歌山県)の根来山にあったが、豊臣秀吉と対立し、1585年の根来攻めの際建物はほとんど焼失してしまった。住職の玄宥(げんゆう)は逃...
2021年6月7日
南禅寺金地院庭園
京都でも人気の観光エリアの1つ、南禅寺界隈。南禅寺に向かって歩いていくと、中門の手前の右側に少し引っ込んで地味な門があります。南禅寺を目指す観光客は多くが素通りしますが、これこそ庭の世界では有名な金地院(こんちいん)です。 【金地院について】...
2021年6月6日
天授庵庭園
【天授庵について】 南禅寺天寿庵(てんじゅあん)は、南禅寺の開山(かいざん:初代住職)無関普門(むかんふもん) のための塔頭。1339年に南禅寺の住持虎関師錬(こかんしれん)が無関普門をまつる開山塔の建設を願い出た際、その塔をまもる庵として造られた。 【天授庵庭園について】...
2021年5月31日
芬陀院庭園
芬陀院は東福寺の塔頭の一つで鶴亀モチーフの庭が2つある。 南庭は雪舟作と伝わるが資料はない。向かって左の石組が鶴、右が亀だそうだが、鶴島は隅に寄っていて小さい。亀島が主体のようだ。この亀島、2段の基壇と石で亀の甲羅を象徴しているようだが、背中のてっぺんに立石があるので一瞬こ...
2021年5月31日
龍安寺方丈庭園がわからない
[わからん] あまりにも有名だが、あまりよくわかっていない庭。時代も作者も確定していないし、庭全体のテーマも、個々の石が何を表しているのかもさっぱりわからない。そして、この庭のどこがどうよいのか、事実から積み上げる形で説明されることがあまりない。...
2021年5月31日
慈照寺庭園
【慈照寺について】 銀閣寺として有名な慈照寺(じしょうじ)は臨済宗相国寺派の禅寺。もともとは室町幕府8代将軍足利義政の山荘だったが、義政の死後寺院となりました。銀閣(観音殿[かんのんでん])と東求堂(とうぐどう)の2つの建物は義政時代のもので国宝です。庭は特別名勝に指定され...
2021年5月31日
鹿苑寺庭園
【感想】 ・金閣以外にも、手のかかっていそうな松やいわゆる名石もあるなかなかゴージャスな庭(池には岩島があり、中島の岸にも目立つ石組がある)。あと龍門瀑もある。鯉魚石が1mくらいある大きなもの ・この時代の庭園はあまり園路には凝っていない...