

西爽亭で幕末の玉島騒動を知る
【西爽亭(旧柚木家住宅)について】 岡山県倉敷市の玉島エリアにある旧柚木家住宅 (きゅうゆのきけじゅうたく) は玉島の庄屋、柚木(ゆのき)家の住宅です。玉島は備中松山藩の飛び地であり、柚木家は備中松山藩主が領内巡回の際に立ち寄る屋敷でもあったので、藩主のための部分(御成門、...
2021年7月27日


彦根城表御殿庭園
【復元庭園】 滋賀県彦根市にある彦根城博物館の庭園は、彦根城の御殿の庭園を復元したもの。現在博物館のある場所にはもともと、政庁と藩主の住居を兼ねる御殿があり、御殿のうち居住スペースに面して庭があった。 庭は御座の間(藩主の居間)の東にあり、庭の中央に池が一つある。この池...
2021年7月15日


旧益習館庭園は巨石の異空間
【前説】 石がすごい庭園というのはいくつもありますが、その中でも益習館庭園は独自の雰囲気があります。 庭石の高さが最大4mを超える巨石の庭園で2019年に淡路島の庭園としては初めて名勝に指定されました、。 旧益習館庭園 【旧益習館について】...
2021年7月15日


二条城二之丸庭園
謁見の間から見える(昔は見えた)豪華な庭 二条城(にじょうじょう)と言えばあの大きくて豪華な二之丸御殿があるところ。その御殿の隣にある二之丸庭園もこれまた力を誇示するような庭で、具体的には大ぶりの青石をふんだんに使っている。建物の大きさ、豪華さに負けないように庭も押...
2021年7月15日


讃岐うどんの名店「山田屋」にも庭がある
<文化財建築でうどんを> うどん本陣山田屋(うどんほんじんやまだや)は古民家(醸造元)を利用した讃岐うどんの人気店。コロナ禍の前には1日4000人が行列していたという。江戸時代から近代にかけての複数の建物が国の登録有形文化財に指定されている。近くには四国霊場の一つ八栗寺や、...
2021年7月15日


旧野崎家住宅庭園
【前説】 岡山県の児島にJRで行った人は、児島駅周辺の土地が広く使われていることに気づくでしょう。広いバス・タクシー乗降場、駅前の公園、広い駐車場のある大規模小売店。このように土地を広く使うことが可能だったのは、ここが塩田跡地だったからです。児島にはもともと平地はわずかしか...
2021年7月7日


栗林公園
「一歩にして風光相轉じ、園内到る據として各々一風景を成さざる所なく眞ら人をして徘徊去る能はざらしむ」(菊池寛) 【概要】 香川県高松市にある栗林公園(りつりんこうえん)は讃岐高松松平家が造った江戸時代の大名庭園。形式としては池泉回遊式庭園になります。池、築山、園路が複雑...
2021年7月7日


常楽寺「流水岩の庭園」は岩盤の庭
【「流水岩の庭園」について】 常楽寺の庭園を「流水岩の庭園」といいます。人が造ったものではなく、露出した岩盤を流水に見立て、景色とみなしているものです。 「流水岩の庭園」と呼ばれるのは本堂前の岩盤むき出しの場所。岩盤は緑色片岩、いわゆる青石でできていて、緑がかった縞模様の石...
2021年7月7日


縮景園の池と島
縮景園(しゅっけいえん)は広島市中心部にある大名庭園です。サイズは面積4万平方メートル、モデルコースの長さが950mくらい。 【縮景園の歴史】 その歴史を簡単に解説すると、広島藩初代藩主浅野 長晟(あさの ながあきら)が造らせた別邸(1620年着工)が起源。政府広報オンラ...
2021年7月6日


玄宮園・楽々園
【玄宮園・楽々園の概要】 滋賀県彦根市にある玄宮園・楽々園は江戸時代に造られた池泉回遊式の大名庭園です。彦根城内の北部にあり、もともと一続きの庭ですが、現在では池泉回遊式庭園の部分を玄宮園(げんきゅうえん)、御殿とその前の枯山水を楽々園(らくらくえん)と呼んでいます。195...
2021年7月6日