

阿波十郎兵衛屋敷と阿波の人形浄瑠璃
阿波十郎兵衛屋敷(あわじゅうろうべえやしき)は徳島藩士板東十郎兵衛(ばんどう じゅうろうべえ)の屋敷跡。鶴亀を2対配した江戸時代の庭園があります。 【板東十郎兵衛と人形浄瑠璃】 板東十郎兵衛は人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門 (けいせいあわのなると)」に登場する阿波十郎兵衛のモデ...
2021年6月17日


頼久寺庭園
【頼久寺について】 岡山県高梁市にある臨済宗寺院 頼久寺(らいきゅうじ)は足利尊氏が諸国に命じて建立させた安国寺の一つ。もとの寺号は安国寺だったが、16世紀にこの辺りを治めた上野頼久によって再興されたので頼久の死後安国頼久寺と改名した(現在は単に頼久寺と呼ばれることが多い)...
2021年6月15日


洲崎寺「源平の庭」は屋島の戦いモチーフ
【洲崎寺と屋島の戦い】 香川県高松市にある洲崎寺(すさきじ)は空海創建と伝わる真言宗寺院。近くには牟礼石あかりロードや手打ちうどん山田屋もある。 源平の古戦場として知られる屋島から近く、屋島の戦いの際には源氏方の死傷者が運びこまれた。その中に、義経の身代わりになって死んだ...
2021年6月15日


一宮寺庭園
香川県高松市にある一宮寺(いちのみやじ)は四国八十八箇所霊場の第八十三番札所。真言宗御室派。 庭は仁王門から本堂、本堂脇の護摩堂と参拝順路に沿うように作られている。施工は京都の 藤井造園。藤井造園公式サイトの施工例に一宮寺が紹介されているほか、一宮寺へのリンクもあるのは、...
2021年6月14日


大徳寺龍源院の庭園
大徳寺の塔頭である龍源院(りゅうげんいん)には4つの庭がある。 方丈の南庭が一枝坦(いっしだん)で昭和時代のもの。モチーフは古典的な蓬莱鶴亀だが、亀島が単純化、抽象化されているのが現代らしい。よく見ると砂紋の深さに段階がある。 一枝坦...
2021年6月12日


大徳寺瑞峯院の庭園
大徳寺瑞峯院(だいとくじ ずいほういん)は臨済宗大徳寺派の寺院で、大徳寺の境内にある。大徳寺で普段から公開されている四塔頭の一つ。創建の年代は1533年から1556年まで諸説ある。大友宗麟が自分の菩提寺として建てさせた寺で、宗麟夫妻の墓がある。 【庭について】...
2021年6月12日


郷照寺庭園
【郷照寺庭園について】 庭園は本堂付近から左に折れて、本坊の裏にあります。本坊の裏(南東)に池があり、対岸に山の斜面を利用して石や刈込を配置しています。本来は本坊の建物から庭を見る鑑賞本位のものだと思いますが、現在拝観者は庭の横のスロープか本坊近くの平地から庭を見ることにな...
2021年6月10日


暁雨館庭園は小林一茶ゆかりの庭
庭について調べているとついでにほかの何かを知ることがよくあります。 例えば愛媛県の庭園を調べている時に、小林一茶 (なんとなく東国のイメージがあった) が四国に来ていたことを知りました。 今回紹介する庭は小林一茶が四国に来た時に立ち寄ったという庄屋屋敷の庭です。庭があるのは...
2021年6月9日


屋島寺「雪の庭」は岩盤利用で珍しい
屋島寺(やしまじ)は四国八十八箇所霊場の第八十四番札所。屋島(標高約290m)の山上にある。 屋島という山はほぼ花崗岩で上部に安山岩が乗っているのだが、なぜかここだけ白い凝灰岩が露出している。「雪の庭」という名前はこの凝灰岩を雪に見立てたことからきている。白い岩盤の周...
2021年6月9日


志度寺庭園はなるべく書院公開日に
補陀洛山志度寺 (ほだらくさん しどじ)は四国霊場八十六番札所。浄瑠璃の演目「花上野誉石碑(はなのうえのほまれのいしぶみ)」の舞台。 室町時代に造られた曲水の庭と 重森三玲 による枯山水がある。なお、本堂と仁王門は国指定重要文化財。 【曲水の庭】...
2021年6月9日